カナダ政府は、2月28日から完全なワクチン接種を受けた旅行者の到着前のPCRテストを廃止すると発表しました。
ここに注意！
コロナ感染を検査するためには、分子検査と抗原検査という2つの方法があります。
分子検査(Molecular Test)
- この検査は、感染してから数日でウイルスを検出することができ、無症状の方に対しても有効です（Memorial Healthcare, 2020）。
- 検査結果が出るのは、検査に対する需要と処理すべき検査数に応じ、検査後24時間から1週間、あるいはそれ以上かかることもあります。しかし、通常は2～3日で結果が出ます（Memorial Healthcare, 2020）。
- 分子検査は、通常、迅速検査よりも正確で、無症状の方の感染をより正確に捉えることができます（Marshall, 2020）。
- 結果が出るまでの主要時間：平均2～3日（これより早い場合あり）
抗原検査(Antigen test)
- 陽性の場合、検査結果は正確性が高い傾向にあります。
- 陰性の場合、検査結果は、正確性に欠ける可能性があるため、状況に応じて追加の分子検査を指示する医師もいます。
- 抗原検査は、COVID-19の症状がはっきり現れている方にとっては最も正確な検査であり、病院やクリニックで受けることができます（Memorial Healthcare, 2020)。
- 結果が出るまでの主要時間：1時間以内
変更前の規制
すべての旅行者は、ワクチンの有無にかかわらず、カナダへのフライトまたは陸路入国後72時間以内にPCR検査などの分子テストで陰性であることを証明する必要があります。
変更後の規制
渡航者は渡航国によって承認された安価なラピッド検査を選ぶことができ、フライト予定時刻または陸路国境到着の24時間前に受けることができます。
旅行者は到着時にランダム検査の対象になる可能性はありますが、検査結果を待つ間の検疫は不要になります。
警戒レベルの引き下げ
また、オミクロンの増加により、カナダ国民に不要不急の渡航を控えるよう勧告している内容も緩和されます。また、ワクチン未接種の12歳未満の子どもや、ワクチン接種済みの大人と一緒に旅行する場合の制限も解除される予定です。
つまり、子供たちは学校、保育園、キャンプに参加する前に、待機したり、自己隔離したりする必要がなくなるということです。また、検査やその他の特別な要件も不要になります
ワクチン未接種の場合
ワクチン未接種の旅行者は、カナダ到着時に検査を受け、14日間の検疫が必要です。
国際線の再開
2月28日より、通常国際線を受け入れているカナダのすべての空港で、再び国際線を受け入れることができるようになることも発表されました。現在、国際線の到着を受け入れているのは18空港のみである。
感想
これはかなり大きな変更ですね！
抗原検査は分子検査に比べ値段も安価で結果も早く出ます。カナダ国内でも抗原検査は50ドル程度、分子検査が$150～＄200するのに比べると大きく、空港で受けてすぐに渡航できるのもかなりうれしいニュースです。今後は多くの旅行者がカナダへ来ると予想されますね！
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